2024年の出生数は、70万人を下回る可能性が高いとされています。
厚生労働省の人口動態統計(速報値)によると、2024年1~6月に生まれた子どもの数は35万74人で、前年同期比5.7%(2万978人)減でした。40万人を下回るのは3年連続で、上半期としての過去最低を更新しています。
出生数の減少は、若年層の人口減少や婚姻率・有配偶出生率の低下といった結婚、出産に対する思考・行動様式の変化の影響が顕著です。特にコロナ禍(2020年春~2022年夏)に婚姻数が大きく減少したことの影響が大きいと考えられています。
このことからも多くの地域で過去最低の出生数になることが予想され、合わせて保育施設も定員割れが進み、二極化が急速に早まります。